Case1: 木原 実 さん

今回は、東京都防災士会中野ブロックに所属し、気象予報士としてもご活躍中の木原 実さんに、防災士としての活動を伺いました。

Q1: 防災士になったきっかけについてお聞かせください

木原さん
木原さん

気象予報士として、防災には以前から関心を持っていました。阪神・淡路大震災を機に、地震に関する知識の不足を痛感し、防災士の資格を取得しました。

Q2: 阪神・淡路大震災の映像を見た時の印象を教えてください。

木原さん
木原さん

阪神・淡路大震災の映像を見た時、東京でも同じようなことが起こるかもしれないと危機感を覚えました。特に、高層ビルや住宅密集地での被害を考えると、他人事ではありませんでした。


Q3: 東日本大震災では津波の被害が発生しました。将来の津波にどのように備えるとよいのでしょうか。

木原さん
木原さん

津波は本当に恐ろしいですね。高知県では、津波発生後数分で沿岸部に到達すると言われています。行政の対策には限界があり、地域住民一人ひとりの意識を高めることが重要だと感じています。

Q4: 地域コミュニティの重要性については、多くの方が認識していると思います。しかし、実際に地域活動に参加する人は限られています。

木原さん
木原さん

そうですね。特に、若い世代は地域活動への関心が低い傾向があります。防災情報を発信する際も、若い世代に響くような工夫が必要です。例えば、最近は、SNSを活用した情報発信も増えています。若い世代は、SNSでの情報収集に慣れているので、効果的な手段だと思います。しかし、SNSだけでは限界もあります。やはり、対面でのコミュニケーションも大切です。

Q5: 読者の皆様に伝えたいことはありますか。

木原さん
木原さん

防災は、決して他人事ではありません。いつ、どこで災害が起こるか分からないからこそ、日頃からの備えが大切です。

Q6: 最後に、今後の抱負をお聞かせください

木原さん
木原さん

中野区の防災力を高めるために、情報発信や地域活動に積極的に参加していきたいです。

今後の活躍を期待しています。本日は、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。