キタコンDXについて

東京都帰宅困難者対策オペレーションシステム(キタコンDX)について

東京都では、首都直下地震などの災害発生時に、帰宅困難者に対してリアルタイムに情報提供を行うためのシステム「東京都帰宅困難者対策オペレーションシステム」(通称:キタコンDX)を開発し、2025年4月1日から運用を開始しました

キタコンDXの主な機能

キタコンDXは、主に以下の3つの機能で構成されています。

  1. 作戦地図機能:都内の混雑状況、鉄道運行情報、SNSでの被害投稿情報などをリアルタイムで地図上に可視化し、都や区市町村などの災害対策本部における効率的な作戦立案や情報共有を支援します。
  2. 施設運営管理機能:一時滞在施設が実施する、発災時の自治体への報告や帰宅困難者情報の集約にかかる作業をデジタル化し、省力化を図ります。また、チャット機能により、災害対策本部や現場の負担を軽減します。
  3. 情報発信機能:帰宅困難者は、LINE公式アカウント「帰宅困難者対策支援」を友だち登録することで、発災時に周辺で開設中の一時滞在施設をスマートフォンから検索できます。また、一時滞在施設の入館手続きもスマートフォンから可能です。

▲出典元:東京都 キタコンDX 運用開始 – 東京都

LINE公式アカウント「帰宅困難者対策支援」の利用

キタコンDXの情報発信機能を利用するには、事前にLINE公式アカウント「帰宅困難者対策支援」を友だち登録しておく必要があります。このアカウントを登録しておくことで、災害発生時に、最寄りの一時滞在施設の開設状況などを簡単に確認できます。

▲出典元:東京都 帰宅困難LINE公式アカウントから作成 

編集部
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東京都防災マップ・防災アプリとの連携

キタコンDXは、東京都防災マップや東京都防災アプリとも連携しており、これらのアプリからも混雑状況や一時滞在施設の開設状況などを確認できます。

参考情報